東久留米交響楽団は1992年に東久留米市民を中心としたアマチュア演奏家が集まって設立されました。以後30年余にわたり、年1回の定期演奏会を中心に、東久留米市公民館(現:生涯学習センター)開館10周年記念第9演奏会や秋の室内楽演奏会など、地元に密着した演奏活動を行ってまいりました。
これまでに指揮者の中西義忠氏、田中良和氏などのご指導・薫陶をうけ、演奏の水準も徐々に向上してきたことから、ピアニストの梯剛史氏やヴァイオリニストのジェラール・プーレ氏など、世界的に活躍される巨匠たちとの共演の機会も得られました。
2023年には創立以来30年余にわたる当団の音楽活動に対し、東久留米市より令和5年度東久留米市文化功労者として表彰されました。活動の礎を築いた先輩方をはじめ、演奏活動を支えてくださった先生方や賛助の方々、そして応援してくださった市民の皆様に心より感謝申し上げます。
当楽団の特色は、練習を市内の公共施設にて、仕事に影響されにくい日曜日の夜に設定していること、また初心者も含め、どなたでも団員として参加ができるように努力をしていることです。現在も東久留米市内外の会社員、公務員、教師、医師、学生、主婦、定年退職者、大学オケOBなど、幅広い分野と年齢層の団員で活動を続けています。
市内外の多くの方々のご来訪、ご参加を心よりお待ちしております。(詳細はこちらをご覧ください。)
1954年、長野県生まれ。早稲田大学教育学部を経て、武蔵野音楽大学器楽科ヴァイオリン専攻卒業。これまでにヴァイオリンを萩原耕介、ルイ・グレーラー各氏に師事。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団第一ヴァイオリン奏者をつとめた。
早くからアマチュアオーケストラへの教育指導活動にも熱心に取り組み、早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団のトレーナー兼相談役を務め、早稲田大学OBオーケストラ、Ensemble Musikquellchen(EMQ)、ニューイヤー祝祭管弦楽団、伊那フィルハーモニー管弦楽団、などの指揮・指導を行ってきた。近年では音楽評論家としても活躍中。東久留米交響楽団へは長年指導者として参与し、2023年より常任指揮者としてタクトをとっている。